密蔵院 Mitsuzouin 上越市



柏崎駅の南東約5.5㎞、米山南麓の米山集落にある真言宗の寺。日本三大薬師のひとつ、米山薬師の別当寺として建てられたものであり、奈良時代、和同5年(712)、泰澄大師の開基と伝えられる。(☛ 米山)
七堂伽藍を構えて寺運は隆盛を極めたというが、慶長5年(1600)、会津の上杉氏の策動により、関ケ原の役と相前後して越後に起こった、上杉遺民一揆のとき諸堂が破壊された。
江戸時代に入って元和2年(1616)、宥照が入山して再興し、慶安元年(1648)、徳川3代将軍家光が朱印12石を寄進、保護の手を加えた。
境内は約6100㎡、木々の茂る静かな中に本堂、護摩堂、庫裏などが建っており、ことに護摩堂は有名である。
今の護摩堂は文化11年(1814)に再建されたもので、壁板には中国英雄物語を表した勇壮な彫刻が施してあり、町の文化財に指定されている。
寺宝としては、県文化財指定の元和9年(1623)高田藩主松平忠昌が寄せた銘助宗の大太刀(助宗)、弘法大師筆の写経がある。

参道と境内には、種類の違う1000株ものアジサイが植栽されて、花を楽しみに訪れる人も多いという。









地図 ※ストリートビュー