燕温泉 河原の湯・黄金の湯 妙高市
Tsumame Onsen Kawahara no yu / Ogon no yu



妙高の温泉としては1,100mの最高所にある燕温泉は、夏は妙高登山の基地になっている。小さな温泉街のほかに、2ヶ所の無料の露天風呂がある。登山道に近い黄金の湯と、惣滝に向かい深い谷間にある河原の湯だ。河原の湯は謙信の隠し湯という伝説もある。
燕温泉と同じ源泉をそのままかけ流している。泉質は「含硫黄-ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物泉」。神経痛、皮膚病、糖尿病、高血圧症、婦人病、やけどなどに効能がある。飲用も可能。

《黄金の湯》

黄金の湯には男女別に岩風呂がある。湯船は男女ともに10人ぐらいが入れる大きさ。男女の境には仕切りが設置されたので女性も少し入りやすくなったかもしれない。
お湯は透明なお湯に白い湯の花がたくさん浮いているという感じだ。

〔泉質〕 カルシウム・マグネシウム-炭酸水素・硫酸塩泉 PH6.3
〔効能〕 リウマチ性疾患・神経炎・火傷・慢性皮膚炎・じんましん
〔ウェブサイト〕http://www.myoko.tv/spa/451.html

《河原の湯》

河原の湯は完全な混浴。お風呂自体は15、6人が入れる大きさ。お湯は足もとも見えないくらい白濁しており、硫黄の臭いもけっこう強い。

〔泉質〕 カルシウム・マグネシウム-炭酸水素・硫酸塩泉 PH6.5
〔効能〕 皮膚病、婦人病、切り傷など
〔ウェブサイト〕http://www.myoko.tv/sightseeing/553.html




北地獄谷渓谷

複式火山妙高山(2454m)の火口瀬から流れ出す大田切川の最上流部をなすところに北地獄谷渓谷はある。上流部は谷深く、こんもりと樹木に覆われ、流れは部分的にしか見えない。赤倉温泉の源泉近くに、赤茶けた溶岩から落ちてくる二つの連続滝をかかえる。
標高1100mにある弘法大師の開湯と言われる燕温泉から、野天風呂「黄金の湯」を通って燕登山道を、北地獄谷に架かる吊り橋、妙仙橋に出る。ここから見る渓谷は細く、変化に乏しい。橋の下で北地獄谷は大田切川に合流する。
称明滝へは野天風呂「黄金の湯」から北地獄谷に向かう道をたどる。1時間も歩くと、次第に、硫黄のにおいがしてくる。赤倉温泉の源頭である。縦に並んだ赤茶の滝が見えてくる。光明滝(落差50m)、上が称明滝(同)。渓谷と滝の見どころだ。


燕温泉


赤倉温泉




































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