加茂山公園 Kamoyama Park 加茂市




@じゃらん
加茂山公園は、青海神社周辺に広がる15.35㌶の都市公園です。
その魅力はなんといっても豊かな自然。春、4月初旬から中旬にかけて雪椿園にある約100種、1300本とともに、自生する5万本のツバキが次々とこぼれるような花を咲かせる。ほぼ同時期、雪椿園へ向かう小道に沿って約100本のソメイヨシノが花をつけ、ツバキの赤と桜のピンクの競演が楽しめる。
夏には杉木立の中で子供達の歓声が、秋には、鮮やかな紅葉。市街地にありながら、まったく別な世界に出逢える。
市民体育館を左に見ながら遊歩道を道なりに数分歩いていくとコナラ、ミズナラ、ヤマモミジ、イロハカエデなどの広葉樹林が鬱蒼と茂る「もみじ谷」へ入る小道である。もみじ谷には多くの鳥たち観察できる。特に初夏には、オオルリキビタキなどの姿を見る。あずま屋を中心とした広場の「神苑」には、メジロカワラヒワシジュウカラキビタキが現れる。
杉林の道を登り切ると、「剣ヶ峰」の見晴らし台である。ここからは加茂の街並みを一望できる。見晴らし台から、天然記念物に指定されている「翁杉」へ下り、さらに下ると「展望台」と大型スライダーがある。そのまま通り過ぎ、「リス園」やその先はあずま屋となっている。
ユキツバキの群生する加茂山では冬季や春先は、ユキツバキの蜜が大好物のメジロが多く集まる。
加茂山公園は設備が整えられているので、四季を通じて一日たっぷりと楽しめる。春の桜、秋の紅葉に彩られる園内の神池の風景は、小京都と呼ぶにふさわしい風情をたたえている。(案内図)



青海神社


雪椿園

加茂山公園は約5万本の雪椿が咲く全国有数の群生地。園内にある「雪椿園」には、観賞用の約100種類、1300本ほどの雪椿が植えられている。

加茂山要害城塞跡

元亀元年(1570)、上杉謙信の家臣、早部甚浦守が加茂川左岸の要害山に築城したという。各尾根に曲輪群と堀切があった。
天正8年(1580)、上杉景勝が栃尾の本庄秀綱攻めに際して、菅名但馬守綱輔が加茂山に陣をしき、景虎方の神余親綱が支配する三条城を牽制した。加茂山公園の見晴らし台脇にある剣ケ峰砦は支砦とされる。
上杉家の番城とされ、慶長3年(1598)、上杉景勝が会津に移封され廃城となった。現在は、空堀と本丸跡が残っているが、神明社になっている。

良寛俚謡碑「かものもりの」

『加茂の杜の 杉さへ見れば 過ぎし昔が 思はるゝ』

良寛が青海神社を訪れた際、文政10年(1827)に加茂で亡くなった親友の医師で分水町の原田鵲斎を偲んで詠んだ歌といわれる。(☛ 良寛)
















雪椿まつり大園遊会 まで















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