御神楽岳 Mt.Mikaguradake 阿賀町
| 越後山脈に位置し、浅草岳とともに、新潟県側と福島県側の分水嶺になる主要な山。日本の二百名山の一つ。神々への奉納神楽が聞こえる山「御神楽岳」は、急峻な尾根や岩壁から、「下越の谷川岳」とも称される。 阿賀野川に注ぐ広谷川の源流に展開する、斜長石英粗面岩の岩壁に標高差800mの岩場ルートの栄太郎新道(蝉ヶ平コース)が拓かれた。 平成9年(1997)に、廃道化していた一般向けの室谷ルートが整備された。 山頂はあまり広くないが、二等三角点「御神楽岳」が設置されている。山頂からは、360度のパノラマの展望ができ、南に本名御神楽・貉ヶ森山・会津朝日岳。南西に浅草岳・守門岳。西に矢筈岳・東に笠倉山と県境の山々が見渡せる。 福島県側からも本名御神楽を経由した登山ルートが開かれている。梅雨時の入山はヤブカ対策が必要。 広谷川渓谷広谷川は阿賀野川に注ぐ室谷川(常浪川の上流を言う)の支流の一つで、御神楽岳(1386m)から流れ出る。御神楽岳のスラブ状の大岩壁を形成する鋭い山容から、上流部の渓相は険しい。 常浪川は、太田の柴倉川合流点から室谷川と名前を変える。広瀬で広谷川は室谷川に合流する。 最奥の集落蝉ヶ平までは谷の瀬も渕も静かで穏やか。林道の終点で御神楽岳の登山口となる辺りから深い谷底に巨石が散見され、両岸の切り立つ岩で谷間は狭くなる。 頭上にせり出す岩場を、広谷川に落ちる幾つかの沢を巻きながら進む。樹林の間から断崖絶壁の岩場が迫る深い渓谷の様相がうかがえ、滝が連続する。登山口から湯沢の出合まで50分。好展望地である。 御神楽温泉あすなろ森林公園自然林に囲まれた広大な森林公園。キャンプ場や水芭蕉を眺める散策コースやのんびり森林浴を楽しむ遊歩道、野外音楽ステージのある'ふれあい広場'では楽しいイベントも可能な公園。※ストリートビュー |
御神楽岳の名前の由来昔、崇神天皇が四道将軍を派遣した時、北陸道へは大彦命、東山道へは大彦命の子武渟川別命が向かった。両命が御神楽岳で会ったので、この地を「会津」と名付け、山頂に国土開拓の祖神大彦命の子孫は長くこの地にとどまり、国土開拓の神様である伊弉諾、伊弉冉の両尊と大彦命を奉斎し、神楽を奉じて神霊を慰めたといわれ、これが御神楽岳の名前の由縁とされる。本名御神楽岳の山頂には伊佐須美神社の石の祠がある。
|
御神楽岳
室谷登山口
蝉ケ平登山口
湯沢の出合
小瀬ケ沢洞窟
室谷洞窟
室谷不動滝
