多宝温泉 だいろの湯 Tairo Onsen Dairo no Yu 新潟市



多宝温泉「だいろの湯」は岩室温泉郷の南隣りに、平成6年(1994)、民間企業が堀削に成功した天然自噴温泉である。
そして、2001(平成13)年11月22日、日帰り温泉施設として開業した。「だいろ」とは「かたつむり」のこと。
「だいろの湯」では3本の源泉を利用している。そのうちの1本は毎分162リットルもあり温度も55.2度で硫黄分を多く含んだ良質な湯が湧出。ほとんどがかけ流しの贅沢な温泉。硫黄分が強く、岩室温泉に近いとはいえ、全く湯質は異なっている。
無色透明の源泉は時間がたつにつれ緑色を帯び、また熱を加えると白濁して牛乳色に変化する。
主浴槽は50畳という広い外気開閉式の大浴槽。 その湯量豊富な湯口には飲泉用の柄杓。 湯は微濁微黄緑色。 ほかに白濁半透明の内風呂と白濁不透明の露天風呂。施設の各風呂にちがう3本の源泉がかけ流しで注がれる。
2020年(令和2)から「薬師の湯(2号泉)」が飲泉可能になっている。
サウナ・水風呂もある。 露天風呂は湯に浸かっての眺めはないが、大庭園露天風呂となっている。



岩室温泉






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