貝掛温泉 Kaikake onsen 湯沢町



鎌倉時代、巡礼の白雲禅師により開湯されたと言われ、戦国時代は上杉勢が関東攻めの行き帰り、戦さに傷つき疲れた将兵をいやす"謙信のかくし湯"といわれる。
江戸時代から日本三大眼の湯の一つ「目の温泉」として有名、今もその効能を期待して訪れる客が多いという。
わずかに青みがかった透明の湯は、苦味のある食塩泉で、泉質が、ナトリウム・カルシウム-塩化物泉、pH7.7の弱アルカリ性。この塩などのミネラル濃度が涙の成分に近く、古くから「目によい温泉」として知られてきた。今でもパソコンなどで眼を酷使する人が訪れるという。また、大正から昭和の初めまで、ここの湯で目を洗うと白内障や眼底出血やドライアイに効果があるといわれ、「快眼水」として市販されたこともある。
木造2階建て庄屋造りの和風旅館は、1869(明治2)年に建てられた。豊富な湯量と源泉は36.8度という泉温から、内湯、露天風呂ともに源泉に全く手を加えない100%源泉かけ流しの大きな浴槽がある。長湯でじっくりと温泉の効能を味わった後、仕上げに加熱した湯につかるのがお勧めだ。
新幹線を使えば東京から1時間半程度という近さに、雪国の一軒宿はある。春の桜、秋の紅葉も見事で、遊歩道をのんびり散策するのもおすすめ。
越後湯沢駅から車で20分ほど。バス利用でバス停「貝掛温泉」まで20分。同バス停からは徒歩約10分。







貝掛温泉
上越新幹線越後湯沢駅下車、車で約15分!国道17号線を苗場方面に。














眼の温泉 奥湯沢 貝掛温泉 開湯700年。奥湯沢の秘湯を守りつづける全国でも希少な“目”の温泉宿。












YOC湯沢アウトドアセンター