大河津分水さくら公園 Okozu Watershed Sakura Park 燕市



分水駅の南約1キロ、国道116号線の大河津橋から、信濃川と新信濃川の分水口へかけての、信濃川の右岸一帯で、大正13年(1924)、信濃川(大河津分水)開削工事の成功を記念して造成されたもの。
工事の時に使われた発電機室、堰の形を模した記念碑、100余名の殉職者をまつる慰霊碑、工事の模型・工事記録写真を展示する記念館があり、園内や堤防沿いに分水路の大工事を永遠に記念し、1923年(大正12)5月に3000本の桜が植樹された。現在は堤防の改修工事や樹々の老朽化などにより2600本ほどに減少している。
燕市は公園の整備を進めていたが、2011年(平成23)4月1日に完成オープンした。
広さは約49,600平方メートルで、中央広場、多目的広場、駐車場などを備える。中央広場には土を盛った築山もある。多目的広場はここで開かれる分水おいらん道中のときには駐車場にも利用できる。
例年4月中旬には、満開の桜並木の下で分水名物のおいらん道中が行われている。
また大河津分水の桜並木は県内有数の長さを誇り、1990年(平成2)に公益財団法人日本さくらの会の創立25周年記念として選定された『日本さくら名所100選』に、村松公園、高田公園とともに選ばれた。(☛ おいらん道中 大河津分水) (☛ 案内図








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ニッポンの桜100選

ニッポンの桜100選

  • 作者:深澤武
  • 出版社:学研パブリッシング
  • 発売日: 2013年02月26日頃