乙子神社 Otoko Shrine 燕市



国上寺 五合庵 乙子神社 良寛

弥彦山の隣に位置する国上山の麓。人里離れ、鬱蒼とした木々に包まれ、神社は佇む。創立年代は不詳だが、古くから国上集落の産土神として崇敬される。乙子神社の乙子は末子という意味で、御祭神の建諸隅命は弥彦神社の御祭神天香山命の第六嗣で、弥彦神社造営時、国上地域にも神様の神徳を仰ぐよう創建されたという。現在の拝殿は明治18年(1885)6月に再建された。
国上寺の境内には,天香山命と建諸隅命が鎮座したという伝承をもつ香児山がある。

乙子神社社務所 ※ストリートビュー

この神社の社務所に文化13年(1816)、良寛が59歳の頃から10年間住んでいた。ここでの10年間が良寛芸術の円熟期とされ、良寛はこの地で晩年の境地を詩に読んだとされている。良寛は「田植えを手伝い、百姓家で昼食を済ませ、もらい風呂をし、子供と遊んだ」と村人と深い関りがあったという。集落の自治会長によると、昔は神社近くに家がいっぱいあり、にぎやかだったそう。良寛草庵は昭和62年(1987)に再建。境内には、安政5年(1858)に建立された石碑があり、「生涯懶立身 謄々任天真」(「生涯身を立つるに懶(ものう)く、謄々(とうとう)として天真に任す」) と、その境地に触れられる碑文が刻まれている。現存する良寛の詩歌碑としては最も古いものであるとされている。



























乙子神社 五合庵 国上寺