御島石部神社 Mishima Isobe Shrine 柏崎市



西山の御島石部(みしまいそべ)神社は、延喜式神名帳に載っている由緒ある古社である。江戸時代、一時御島二田神社がと呼ばれたが、天明2年(1782)旧社名に改められた。石地県道から300m程度に入った石部山のふもとにあり、老松は鬱蒼として茂り、大神の愛樹と称する古椎が密生繁茂している。
その昔、大己貴命が北陸東北方面平定のために出雲から水路にてこの地を訪れた際、岩の懸橋が海中から磯辺まで続いているのを不思議に思われ、舟を寄せてみると、この地の荒神二田彦、石部彦の二神が出迎え、盃に酒を盛り、敬意を表した。
御島石部神社の祭礼神輿が陸から島に渡り、御神酒をささげるといった儀式は、ここから由来しているといわれる。
命が残された御佩(はかせ)の剣は、御島石部神社の御神体として崇め奉られ、鎮守となっている。
本殿の彫刻は、関東きっての名工、小林源太郎(一般的に熊谷源太郎とも)の弘化2年(1845)の作品であり、子持龍は見る人を魅了する素晴らしい出来栄えとなっている。

椎の樹叢

石地御島石部神社の裏手の高地を占める椎の樹叢は面積が20a程の丘陵に椎の老樹密生繁茂している。中には寝まわり6m以上のものが3本、目通り3m以上のものが10数本、本県では類稀な椎の木の原始林であり、日本海沿岸では自生して樹叢しているものの北限をなす。昭和29年(1954)2月10日新潟県の文化財に指定されている。











地図 ストリートビュー