| 栖吉町の大イチョウは、目通り周囲9m、高さ18mで、推定樹齢は700~800年。三貫梨という地名にあり、太い枝から乳房のような気根が垂れ下がっていることから、「三貫梨の乳イチョウ」と名付けられた。 このイチョウは、お参りすると母親に乳が良く出るといわれてる。 「昔、三貫の豪族金原長者に宮中に仕えていた娘がいた。あるとき、勘当された天皇の皇子を実家に案内してきた(娘は一説には皇子の乳母だったという)。金原家は厚くもてなしたが、皇子は病気で亡くなってしまった。娘は家の近くにりっぱな御陵おつくり、皇子を葬った。そして、京から携えてきた杖を土にさし、毎日自分の乳をしぼって与え、皇子の冥福をいのった。するとふしぎにもこの杖から芽が出て、みごとな大イチョウになった。」 根元には、小さなお堂と義経塚があり、源義経が安徳天皇の御所をここに造ったという伝説が残されている。
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