加茂まつり(乳母祭り) Kamo Festival (Nanny Festival) 加茂市



5~6世紀に創建されたといわれる青梅神社に、延暦13年(794)京都の賀茂別雷神社と賀茂御祖神社の分霊を勧請し、創祀したと伝えられている。このことから当地は小京都と呼ばれたという。祭神の椎根津彦命は、神武天皇の東征時に海の案内をした神といわれている。
例大祭(5月21日)は、乳児を背負った母親たちが参加するということで、「乳母祭り」とも呼ばれる。市内を渡御する神輿の行列に、美しく着飾った一歳までの赤子を背負った女衆が参加することからこう呼ばれるようになった。無事なお産に感謝し、立派に育った子を祭神玉依姫命に見ていただこうというのである。
祭りは、京都の時代祭りを模したといわれ、午後1時煙火による出発の合図で、先払いの天狗を先頭に、約3,4百人の子供たちが手に手に神社名を書いた白旗を担ぎ、行進が始まる。これに続いて大旗・御唐櫃・傘鉾・稚児と行列は延々1キロ半も続く。


〔開催日〕 毎年5月20日、21日
〔開催場所〕 加茂市大字加茂229 青海神社
〔見どころ〕
  • 御神幸行列(ごじんこうぎょうれつ) 21日



❏〔アクセス〕
  • 🚅…JR信越本線「加茂駅」より徒歩で5分
❏❏〔周辺の観光施設〕






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