弥彦むすめ Yasuko Musume 弥彦村



新潟では5月初旬から9月中旬まで県内各地でさまざまな品種の枝豆が栽培されています。その生産量は千葉県についで全国2位。
「弥彦むすめ」は昭和40年代から弥彦村で栽培に取り組んでいる食味のいい早出し枝豆。
既に枝豆生産を始めていた黒埼村(現新潟市西区)との差別化を図ろうと、出荷時期の早い早生(わせ)品種に注目し、枝豆の苗を小さなビニールで覆う栽培方法を採用した。
1981年(昭和56)に「弥彦むすめ」と名付けられ、徐々に全国ブランドへと成長。1992年(平成4)の最盛期には1億5000万円規模の出荷額を誇った。
弥彦村井田地区を中心に約30軒の農家が栽培しており、栽培面積は約5・2ヘクタールで、2019年(令和元)が35トンの出荷される。
弥彦むすめは栽培から出荷まで、全て手作業で行われる。その為、大量生産は難しく、おいしさと希少価値の高さから、さや付き300gが1000円以上で販売されることもある高級枝豆である。
出荷は県内でも先陣を切って5月初旬から始まり、6月末には早出しは終わり、その後は路地ものになる。

県内での枝豆の中でも唯一、葉付、根付で出荷されている。枝豆は収穫後に味が落ちるのがとても早い。さやだけの状態で、常温保存すると、収穫の1日後には糖分などのおいしさが収穫直後の半分にまで落ちてしまう。味の落ちるスピードを和らげるには、収穫した後も枝や葉を落とさないこと。そこから豆が少しだけ栄養を吸収することで、味が落ちるスピードが遅くなるのだ。

《枝豆の美味しいゆで方》

①枝豆の色をよくするために塩もみして洗い流します。
②沸騰したたっぷりのお湯に塩を大さじ1/2(4%)を入れ枝豆を入れてかき混ぜます(ゆですぎに注意)。
③ゆであがった枝豆をざるにとり、お湯を切って熱いうちに適量の塩をまぶします。
④うちわや扇風機で枝豆を早めに冷まします冷水で冷まさないで下さい。風味が損なわれます。


❏〔旬の時期〕 5月下旬~6月中旬


❏〔直売所〕
🔶JA越後中央 弥彦支店 直売所
〔所在地〕西蒲原郡弥彦村大字矢作569-1
〔ホームページ〕 http://www.e-ja.or.jp/index.html

🔶農産物直売所 やひこ
  • 〔所在地〕 西蒲原郡弥彦村弥彦1121
  • 〔問い合わせ先〕 .0256-77-8578


❏〔弥彦むすめを紹介しているサイト〕
http://vegetable.alic.go.jp/yasaijoho/santi/1107/santi1.html






















JA越後中央弥彦直売所 農産物直売所 やひこ