ニット knit 五泉市



五泉市は日本有数のニット産地だ。水源に恵まれていた環境を生かして1742年(寛保2)に繊維業が始まった。特に生産量が多いのが女性向けのニットセーターで、国内出荷量シェアで約1割を占め、日本一の生産高をほこるニット産地五泉。。
コンピュータや新鋭編機の導入で得た安定した量産システムと、長年培ってきた全国屈指の技術力は、大手アパレルから支持され、ファッション雑誌を賑わす人気ブランドの製品をたくさん生産しています。
他の産地では難しいとされる細い糸を使っての編立や、革、布はくなどの異素材と組み合わせる製品なども五泉ニットの特徴です。
しかし国内のニット業界は安価な海外製品に押され、今やマーケットの99%近くが輸入品だ。五泉もピーク時の売上げ802億円から115億円と激減した。
この状況を打破するため、五泉ニット工業協同組合が総力を挙げて動き出し、2015年「五泉ニット地域ブランド化事業」を開始。市民を巻き込んだブランド育成に向け繊維工場を見学するバスツアーを実施するなど産地として一丸となってブランド力向上に力を入れている。また、1995(平成7)年には産地オリジナルブランド「GOSEN DREAM」を発表。東京をはじめ各地でショーや展示販売会が行われ、ファションタウン五泉への期待が高まっています。

・2019年(令和元)6月、ニットの新ブランドを立ち上げる「mainau(マイナウ)プロジェクト」が発足した。商品のデザインや価格にメーカーの意向を反映し、11月にも衣類や小物を発売する。
・2020年(令和2)1月、東京五輪で使用されるミズノの競泳用水着に、ニット・織物加工の新潟染工(五泉市)が開発した撥水(はっすい)生地が採用された。


❏〔問い合わせ先〕五泉ニット工業協同組合
〔所在地〕五泉市太田1094番地1
〔連絡先〕 0250-43-3911
〔ウェブサイト〕 http://gosenknit.or.jp/



五泉ニットフェス
2月10日のニットの日を中心とし、2月10日から2月12日までの3日間、日本一のニット産地である新潟県五泉市で開催される、地域全体がニットで盛り上がるイベントです。
期間中は地域の工場が開放され、普段は見ることのできないニット工場や染色工場、整理加工場、刺繍工場など、ものづくりの現場を直接見て、体感することができます。
  • 〔開催日〕 2月10日から2月12日
  • 〔主催者〕 五泉ニット工業協同組合






地図 ストリートビュー(五泉ニット工業協同組合)











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