焼山 Mt.Yakeyama 妙高市



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@糸魚川市
焼山は、新潟県西部の糸魚川市と妙高市にまたがる頸城山塊の標高2,400 mの活火山。
30年万年前の妙高山の火山活動が終息した後、3000年前から噴火活動を開始した新しい火山である。
新潟県唯一の活火山で、1974年の噴火以降は、1998年まで入山禁止措置が執られていた。1974年(昭和49)7月の水蒸気爆発した際には、噴石によって3名が死亡する事故が発生している。
釣鐘状のトロイデ型で、日本山岳会により日本三百名山の一つに選定されている。
また、山頂部は森林限界の高山帯で、日本におけるライチョウの分布北限である。山頂は、角礫安山岩の露頭と崩壊した岩錐帯からなり、噴気孔も各所にみられる。
焼山に登るには、北側の笹倉温泉から、笹ヶ峰から富士見峠経由、金山から富士見峠経由、火打山からと、4ルートがある。
火山活動が活発なために長らく入山禁止措置がとられていたが、火山活動が静穏な状況なことから、妙高市、糸魚川市、長野県小谷村の3市村は2018年11月15日、立ち入り規制を解除した。ただし、現在も活動が続いている活火山なので、十分に注意して登山をする必要があるだろう。

☯ 2016年(平成28)5月6日、同日午後に気象庁が上空から調査したところ、東西およそ200m、南北およそ400mの範囲で火山灰が積もっていたことが確認され、「新潟焼山でごく小規模な噴火が発生したもようだ」と発表した。噴火の時期については不明。気象庁によると、新潟焼山で噴火が確認されたのは1998年春以来。
☯2018年(平成30)11月15日、山頂から半径1km以内の立ち入りが規制されている活火山の新潟焼山(2400m)について、地元の新潟県妙高市、糸魚川市、長野県小谷村の3市村は立ち入り規制を解除した。規制解除は約2年9か月ぶり。






















焼山全景 @糸魚川市





焼山 第一ゲゲート 登山口