大蔵山 Mt.Okurayama 五泉市



五泉市の南東、阿賀野川と早出川にはさまれた川内山塊の南端にあり、三五郎山の前山として知られる。
登山口(駐車場)から杉林の中を10分ほど歩くと旧登山口に出る。旧登山口脇に沢があり、丸木橋を渡ると、まもなく林道三五郎山支線に出る。階段コースはここから登山道に入るが、見晴らしの利かない林の中を登っていくと、登山道の中腹よりブナとカツラの原生林が広がり、多彩な花々など植生の宝庫として知られている。春先には、タムシバが純白の花を咲かせ、ピンクのイワウチワが足元を飾る。
沢コースは林道三五郎山支線林道の終点へそのまま進む。林道終点終点を過ぎ、水量が少ない沢づたいに歩くと、沢の終わりからジグザグの急登となり、階段コースとの合流点四合目に着く。
尾根に出ると尾根道はたんたんとして、ピークへ向かう。六合目の見晴らし台からは麓の町を見渡すことが出来る。
七合目、八合目、九合目の標識を通過し、登り始めて2時間少々、三等三角点のある大蔵山山頂に着く。頂上からは、川内山塊を中心とした白山、粟ヶ岳そして新潟平野の大パノラマは見事なものである。
大蔵山~三五郎山~菅名岳の縦走コースも整備されていて、菅名岳まで1時間を要すが、展望がよく、五頭山塊や飯豊山地を見通すことができる。(案内図)
























大蔵山 大蔵山登山口 避難小屋 三五郎山