万太郎山 湯沢町



万太郎山は三国山脈に位置し、谷川岳の支峰に属する。谷川岳の主峰・トマの耳から平標山に至る上越国境稜線のほぼ中間地点にある。かつて登山ルートは、谷川連峰の縦走路をたどるしかなかった。
湯沢町の高波吾策氏が昭和28年(1953)から私費を投じて、万太郎山に登る登山道を切り開いた。現在は氏の名前を付けて吾策新道と呼ばれている。平成20年(2008)、安全の広場が建設されたとき、高波吾策の功績を記念して胸像が設置された。
頂上は比較的広く、360度の大パノラマが眺められる。
万太郎という山名は、昔この地で漁師をしていた万太郎が、ケサ丸渕で禁を破って投網を行い漁を行ったが、神罰があたり渕で水死したという言い伝えからつけられたという。






















万太郎山 登山口