椿沢寺 ( ちんたくじ) Chintakuji Temple 見附市



真言宗智山派秘密山正音院椿沢寺は、奈良時代の和銅年間、行基の開基と伝えられ、越後33観音の第16番札所として知られている。
戦国時代には、長尾景虎(上杉謙信)の祈願寺といわれ隆盛した。のち荒廃し宝永3年(1708)慶栄によって再建され、現在に至る。
境域は約2,600㎡、本堂・庫裏・仁王門・観音堂・経堂などが立つ。
景虎より寄進されたという陣屏風などを寺宝として伝えている。
墓所には、長岡藩主牧野忠成の異母弟秀成の墓や、中之島の義民大竹与茂七のものといわれる墓塔がある。






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