長徳寺 Chotokuji Temple 十日町市



曹洞宗の寺で、 周辺地域では千手観音との呼称で有名。山号は「白雲山」。
現在の長徳寺は千手観音の別当として創建された。創建の年代は不明である。越後三十三観音霊場第十番札所になっている。
仁王門は寛延2年(1749)に建築したものである。仁王門、木造金剛力士像、境内の板碑は十日町指定有形文化財に指定されている。


🌌千手観音堂

坂上田村麿が延暦20年(801)に東夷東征(北国遠征)した際に、帰途、お告げによりこの地に一堂を建立して護持する千手観音菩薩像を安置したと伝えられる。当初建てられた観音像は京都清水寺の本尊と同木の姉妹仏ともいわれている。
観音堂は昭和38年(1963)に再建されたものである。仁王門は古色にあふれる文化財で威容を誇っている。7月16日、17日の十七夜まつりは近郷一の大きな祭りで、豊作・商売繁盛を祈願する人達で賑わう。

🌌千手観音十七夜まつり

毎年7月16日、17日に開催されている。千二百年の伝統がある千手観音の例大祭で、参道にはたくさんの露店が立ち並び、演芸大会や花火大会が開催される。




























千手観音堂 仁王門 長徳寺 本堂