駒の湯温泉 駒の湯休憩舎(旧) Komanoyu Onsen Komanoyu Rest House 魚沼市



魚沼市の小出から奥只見に続く湯之谷温泉郷の最奥に駒の湯温泉がある。越後駒ケ岳の小倉尾根登山口にあたり、登山者が疲れをほぐす格好の立ち寄りスポットとなっている。昭和28年(1953)開業の一軒宿の駒の湯山荘があるが、その隣にあるのが日帰り客用の駒の湯休憩舎である。
休憩舎は環境庁、県、村の事業で作られた建物であったが、現在では平成23年(2011)発生した水害被害を受け建物は取り壊され、かつての内湯は風呂のみが残され露天風呂となった。かつての露天風呂も利用できる。入浴料は駒の湯山荘で支払う。
以前からの露天風呂は渓流沿いに楕円形の浴槽を適温とぬる湯に仕切った混浴風呂となっている。長くつかるほど体の芯から温まる。渓谷を眺めながら温冷の交互浴を楽しもう。
一軒宿駒の湯荘は、冬季は閉鎖となるが、湯治や登山の客で賑わってきた。エアコンやテレビはなく、携帯電話も通じない。かつては全館でランプを使っていたが、電気が通じた現在は、電気のランプと灯油のランプを併用している。夜はランプが灯り、日常を離れてひたすらゆっくり過ごすのに最適。






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