大沢温泉 花の湯館 Hananoyu Museum 新潟市



石油が湧き出す里山の麓に立つ「花の湯館」は旧小須戸町の保養施設。今でも石油が湧く天ヶ沢地区は、明治初期から採油が行われ、石油と共に温泉も湧出したという。この温泉を利用しようと平成7年(1995)に作られたのが日帰り施設「花の湯館」。
開館して以来、老若男女を問わず多くの世代に人気の温泉健康センター。花びらがモチーフの可愛らしい建物。加水せず、源泉100%の湯は、メタケイ酸含有の中性泉。お湯の肌触りがまろやかで、肌に水分を運ぶので、地元のみなさんが異口同音に「お湯がいい」という小須戸地区の自慢の温泉だ。
浴室は和風と洋風があり、週替り制。気泡浴の丸い浴槽を囲む形でジェットバスのついた大浴槽が窓に沿ってあります。うたせ湯、サウナ、小さいが石造りの露天風呂も併設。水の流れる庭を配しているが、色がプールのようで、「入らないでください」と注意書きがある。トレーニングセンター、休憩室、食堂あり。
この地区には温泉が流れる水路や原油が塗られた黒塀、今も石油が湧く川などもあり、温泉と石油の歴史を物語っている。






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