新発田温泉あやめの湯 Shibata Onsen Ayame no Yu 新発田市

国道7号線･旧雪印乳業前の､高浜入口交差点を五十公野方面に1kｍほど進んだ所にある。小出から国道352号線に入り少し行くと案内板がある。建物は､こじんまりとしてあまり目立たないが､案内看板が目を引く。城下町新発田の歴史散策や二王子岳の登山の拠点として利用しやすい立地である。
施設は平成6年(1994)8月に開設。平成5年(1993)空中探査により､市が掘り当てた温泉。源泉温度は44度。鉄分を多く含む湯が沸き､かけ流しで湯船に注がれる。泉質はナトリウム-塩化物､硫酸塩温泉であり､鉄分の影響で湯は赤褐色をしている。湯温は42度とややぬるめに設定されている。無臭。
別館と本館にそれぞれ休憩室があり､無料で利用できる。露天風呂は無く､内湯と無料休憩室のシンプルな施設であるが､温泉は思いの外良い泉質。

(財)新発田市観光開発公社が管理･運営している。平成14年秋に源泉の自噴が止まってしまい一時休館していたが､動力湧出として平成15年4月に営業を再開した。施設前に温泉スタンドができ､無料で持ち帰ることができるようになった。自宅でも温泉気分が味わえる。