大田切清水 Otagiri Shimizu 妙高市



@じゃらん
長野から旧国道18号線を進み、妙高大橋の手前を北国街道に入ると、大橋の下で大田切川の脇のカーブの道路端に冷たい水が湧いている。現在の清水は、昭和7年(1932)に国道18号線の工事の時に、湧き出したものといわれる。
清水の注ぎ口の上には「馬頭観世音」が祀られている。ここは、江戸時代のころから曲がりが強く谷が深い交通の難所で、参勤交代の馬が次々に死んだ。これを哀れんだお坊さんが馬のためにと、わき水を掘ったのが「大田切清水」のはじまりと伝えられる。
湧水を利用して近くには池が設置されているが、周囲は豊かな自然環境に恵まれている。
冬季間は除雪しないため、グリーンシーズンのみの利用となる。流量は多くないが、枯れることはなく、真夏でも10度以下という冷たさである。
地元の坂口神明宮の氏子を始めとする人々によって整備されていて、新潟の名水百選にも選ばれている。






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