縄文雪つららの水 Jomon Snow Icicle Water 長岡市



三島台地のほぼ中央、「稲葉の山」といわれる小高い丘陵地に千石原遺跡と呼ばれる遺跡があり、火焔型土器が発掘されている。その東方山麓に位置する食堂「麺工房まるや君が代」の裏山に湧く。
乾麺の製造に使うだけでなく、店先に水汲み場を設け、だれでも自由に利用できる。
この清水は、縄文の昔から現代に至るまで人々の渇きを癒し、また、地域住民が大切に保全してきた硬度28の非常に柔らかな湧き水である。

≪現地案内看板≫
縄文 雪つららの水

此処、越後は三島台地のほぼ中央に稲葉の山といわれる小高い丘陵があり、そこに千石原遺跡とよばれた縄文中期時代の集落跡がはっけんされたのは近年のことであるが、その丘陵がなだらかに東方に落ち込んでゆくあたりに当社は位置し、その庭先には冷たい清水が時を越えてこんこんと湧き続けている。そして、その清水をいつの頃からか、人は
「縄文 雪つららの水」と呼ぶようになり、その水で夏の渇きを癒す一瞬、ふと想いをいにしえびとにはせると、同じ、水辺で縄文びと遭遇することがある・・・・

越後の国
麺工房 君が代
当主敬白





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