笠堀渓谷 Kasabori Valley 三条市
| 三条市内から五十嵐川に沿って進んでゆくと、道の駅「漢学の里下田」、そして景勝地八木ヶ鼻と、風景は渓谷の様相を見せてくる。 笠堀ダムの笠堀湖、大谷ダムのヒメサユリ湖という二つのダム湖までが渓谷のメインになるが、特に下流の塩野渕橋と上流の新丹楓橋の上から眺める風景は素晴らしい。 笠堀湖の周には「大蛇が淵」の伝説が残っている。この辺りは、天然記念物のニホンカモシカの生息地となっている。 紅葉の絶景は、例年10月下旬から11月上旬にかけて見頃を迎える。切り立った断崖とダム湖のコントラストが美しく、新緑の季節もドライブや散策に最適。 ダム湖のさらに奥には、光来出川(かきだしがわ)、大川、砥沢の3つの渓流が合流している。ただし、この先は険しい地形で道が整備されていないため、一般観光客向けの散策区間ではありません。 笠堀渓谷および笠堀ダム周辺には、かつてダム湖を周回したり上流へ向かったりする遊歩道が存在していたが、現在は安全上の理由から立ち入りが制限されている。 (笠堀渓谷の区間)渓谷の入り口にあたる下流側には、高さ約200mの絶壁で知られる八木ヶ鼻から、笠堀ダムの周辺までが渓谷となる。ダムの堤頂長は225.5mあり、ここから眺める景色がメインとなる。ダム湖のさらに奥には、光来出川、大川、砥沢の3つの渓流が合流している。ただし、この先は険しい地形で道が整備されていないため、一般観光客向けの散策区間ではない。(見どころ)🤩渓谷の両岸には石英粗面岩の白い岩肌が露出し、秋(10月下旬〜11月上旬)には赤や黄色に色づく木々との鮮やかな対比が楽しめる。🤩笠堀ダムは洪水調節や発電を担う多目的ダムで、ダムの堤体の上(天端)から渓谷を見渡すことができる。 🤩この一帯はカモシカの生息保護区として知られており、運が良ければ険しい岩場に姿を見せることもある。 (見学スポット)🌌笠堀ダムの堤体(メインの展望場所)ダムの上がそのまま展望スペースとなっており、歩いて散策できる。 🤩上流側の眺めは、V字型に切り立った険しい岩肌と、静かなダム湖(笠堀湖)が織りなす「奥早出栗守門県立自然公園」の雄大な自然を一望にできる。 🤩下流側の眺めは、ダムの放流口や、五十嵐川へと続く渓谷美を真上から見下ろすことができる。 🌌新丹楓橋 笠堀ダムのすぐ下流に架かる橋で、笠堀渓谷の険しい岩肌と清流を間近に望める隠れた絶景ポイント。周辺の木々が色づく秋(10月下旬〜11月上旬)には、白い岩肌、青い水面、そして鮮やかな紅葉が織りなすコントラストが非常に美しく、写真撮影に最適。 🌌塩野渕橋 塩野渕橋付近の五十嵐川では、例年9月中旬までラフティング体験が行われている。橋周辺の急流や、下流に見える八木ヶ鼻の絶景を川面から楽しむことができる。 紅葉は、例年10月下旬から11月上旬にかけて、橋から見える周囲の山々が鮮やかに色づく。 (大蛇が淵の伝説)三条市(旧下田村)の五十嵐川支流に位置する笠堀ダムには、かつて「大蛇が淵(だいじゃがふち)」と呼ばれた深い淵があったが、現在はダム湖(笠堀湖)の底に沈んでいる。五十嵐川の支流、笠堀川の切り立った断崖の間にあった非常に深い淵だったという。「雨生の大蛇伝説」のあらすじ この地には、大蛇(龍神)と人間の娘の悲恋の物語が伝わっている。昔、吉ヶ平という集落の名主の娘のもとに、一人の立派な若者が夜な夜な通うようになった。娘が若者の正体を確かめようと、着物の裾に赤い糸を刺して後を追うと、糸は山奥の雨生ヶ池へと続いていた。若者の正体は、この池に住む大蛇の主だったのです。正体を知られた大蛇は「自分たちの間に生まれた子は立派に育てるように」と言い残し、池の底へ消えていきた。この大蛇が川を下る際に身を休めた場所が、のちの「大蛇が淵」になったと言い伝えられている。
笠堀ダム笠堀ダムは、五十嵐川支川、笠堀川に位置し、洪水調節、発電、かんがい用水などを行う多目的ダムとして昭和39年9月に完成した。県営ダムでは、三面ダムに続いて2番目に古い歴史を誇っている。構造は重力式コンクリートダムで、面積63ha、標高207m、高さ78.5m、総貯水容量17,200,000㎥。 ダムの上がそのまま展望スペースとなっており、歩いて散策できる。上流側の眺めは、V字型に切り立った険しい岩肌と、静かなダム湖(笠堀湖)が織りなす「奥早出栗守門県立自然公園」の雄大な自然を一望できる。また下流側の眺めは、ダムの放流口や、五十嵐川へと続く渓谷美を真上から見下ろすことができる。 笠堀ダムの「ダムカード」が配布されている。配布場所は、ダム近隣(約2km)の「大谷ダムふれあい資料館」にて配布されている。 笠堀カモシカ生息地三条市下田地区の最奥地・笠堀。ダム湖の奥には低い山々が連なり、両脇には白い岩肌を見せる急峻な斜面が迫る。この笠堀の深山幽谷は、夏でも20度と涼しく、冬でも餌のモチの木が豊富で、地元では昔からアオシシと呼ばれるカモシカが生息していた。現在、保護指定地域内には、500頭~1,000頭はいると観測されている。昭和20年代の混乱期にカモシカの肉や毛皮を求めて密猟が横行、一時は絶滅の危機に瀕した。取締りが強化されて数が増えると、今度は植林されたヒノキの新芽を食べ荒らす"食害"が本州中部などで発生した。 文化庁と環境庁、林野庁の三者は昭和54年(1979)、カモシカの保護地区を全国に設け、保護地区以外では個体数の調整を行うなどと決め、これまでの保護政策を転換している。 笠堀では生息地の殆どが国有林で、植林も盛んでなかったこともあって、人間との友好的な関係が続いてきた。カモシカはすでに昭和9年(1934)、国の天然記念物に、同30年(1955)には特別天然記念物に指定されていいる。昭和39年(1964)、県営笠堀ダムが完成し、その5年後、文化庁による生態調査が実施されました。わずか1キロ入った地点で多数発見され、「カモシカの楽園」として太鼓判を押され、同46年(1971)には同地域の生息地が天然記念物に指定された。 日本カモシカは、垂直な岩場を自由に走り、人や珍しいものには、いつまでも凝視するなど、興味深い動物だ。笠堀ダムの堤防の両脇には、山を散策できる「かもしか散歩道」が整備されている。 大谷ダム大谷ダムは、五十嵐川の三条市大谷に多目的ダムとして建設され、平成5年に完成した。ロックフィルダムで、面積101ha、高さ75.5m、総貯水容量21,100,000㎥。洪水調節と流水の正常な機能の維持、上水道用水の確保を目的としている。ダム湖はひめさゆり湖※GOOGLE 画像 と命名され、ダム湖周辺には公園が整備されている。※案内図 |
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