土佐清水 Tosa Shimizu 阿賀町



高出地区の高井山嶺寒寺の下に土佐清水が湧き出ており、樹齢100年を超える杉木立に囲まれた清閑なたたずまいとなっている。寺の開祖である「長谷部土佐守信春が名前の由来だそうだ。
透明清冷で、区内の各箇所にパイプで配水してもなお余るほど、水量が豊富である。水が湧き出す井戸に落葉がたまらないように地元の人たちが屋根をかけて大事にしている。

高井山嶺寒寺

曹洞宗。平安時代の文治2年(1186)長谷部土佐守信春が開祖。
信春は大和国広瀬郡の出身で治承4年(1180)第77代後白河天皇の第2王子である高倉宮以仁王に従い、守護しながら敗走を続けると共にこの地を建立されたと伝えられている。


≪現地案内看板≫
高井山嶺寒寺の土佐清水
菩提寺である高井山嶺寒寺は平安時代の文治二年(一、一八六)長谷部土佐守信春が開祖。信春は大和国広瀬郡広瀬郷の出身で治承四年(一、一八〇)第七十七代後白河天皇の第二王子である。高倉宮以仁王に従い、守護しながら敗走を続けると共にこの地に嶺寒寺を建立されたと伝えられます。
建立者の名前から「土佐清水」と称されるこの湧水は透明清冷で地域の住民から愛飲され守り続けられています。
「限りある水資源を大切に」しましょう

部落長





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