佐渡国小木民俗博物館 Sado Country Ogi Folk Museum 佐渡市
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大正9年(1920)に建てられ廃校となった小学校の木造校舎を、そのまま残して博物館とした。 船大工道具をはじめ南佐渡の民具類や海底地形・魚類の模型などを3万点の収蔵物。その内、南佐渡漁撈用具1,293点、船大工道具1,034点は国の重要有形民俗資料に指定されている。 安政5年(1858)に宿根木で建造された千石船を、平成10年(1998)春、江戸時代の設計図をもとに、船大工が約8か月をかけ、北前船「白山丸」を復元した。全長23.75m、船幅7.6m、積載量77トン。見上げるばかりの船体からは、杉やケヤキ、カシの木などの木の新鮮な香りが漂う。 博物館は保存地区に選定された宿根木集落に隣接している。北前船が寄港し、佐渡の金銀を積み出した小木らしい内容となっている。 博物館から海に向う宿根木集落は、狭い谷間に家が密集した集落で、海に向かう六本の小路沿いに木造家屋がひしめくように並ぶ。ここに600人もが暮らすことができたのは、北前船商売があったからだといわれる。中世から廻船業者が移住し、千石船産業の基地として栄えた面影を今も残す。 県の町並み保存地区第一号に指定され、また密集した建物街は国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。博物館とあわせて見学するのも良い。 ※.千石船(米を千石〈150トン〉積める大きさの船)は、江戸中期から明治30年代にかけて、大阪と北海道を日本海経由で結んで、単に荷物を運ぶ船でなく、寄港地で商品を売買しながら航海する、いわば「動く総合商社」だった。1年に1往復しただけで、船頭の才覚によって千両の利益をあげたという。
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