神の宮温泉 Mikunitoge onsen 妙高市



上杉謙信の養子で、御館の乱に敗れ自刃した上杉景虎ゆかりの鮫ヶ尾城の麓にある。平成20年(2008)に日帰り入浴を伴う温泉宿として開業した。
天然保湿成分だと言われ、肌の新陳代謝を促進して、ツルツルにしてくれるとされるメタケイ酸が130mg/kgと基準値の3倍近く含み、湯上りはしっとりなめらかな肌が続くと評判。内湯に利用している。源泉温が19.3℃と冷鉱泉であるため、加温している。
また、平成29年(2017)にナトリウム塩化物泉の新しい源泉も掘削され、湯冷めしにくい温泉で露天風呂に利用されている。成分の異なる2種類の湯を楽しめるようになった。
周辺には国指定の斐太遺跡群など貴重な史跡も多く、歴史散策もおすすめ。日帰り温泉施設利用もできる。

メタケイ酸

遊離成分であり、泉質名にはでてこない成分である。ほとんどの温泉に含まれており、日本の温泉は、この「メタケイ酸」が豊富な温泉が多いという。pHや泉質の違いに作用し、その湯成分と相互作用し、効果を高める効能があると思われる。
肌の新陳代謝を促進させる美肌成分としても知られていて、100mg以上ならいわゆる「美人の湯」に当たるという。



🌌鮫ヶ尾城跡

185mの低丘陵地を利用した山城で、16世紀の後半に春日山城の前衛として普請された頸城地方最大の支城といわれています。越相同盟の証として北条氏から越後入りし、御館の乱で、謙信の後継者と目されながらも近臣堀江宗親の謀反によって非業の死を遂げた三郎景虎が自刃した場所としても知られています。

🌌斐太遺跡

斐太遺跡は、弥生時代後期後半(3世紀、今から約1800年前)に存在した集落遺跡です。100,000平方メートルを超える低丘陵上に200軒を上回る竪穴建物跡を有する大規模な遺跡であり、既知の弥生時代後期の集落遺跡としては東北日本最大規模を誇ります。





神の宮温泉 かわら亭
北陸新幹線「上越妙高駅」から一番近い『温泉宿』 化粧水のようなアルカリ性のお湯は身体も心も癒します