笹川流れ Sasagawa flow 村上市




@じゃらん
村上市山北地区の南西部、浜新保の鳥越山(※地図 ※ストリートビュー)から北の寒川狐崎(※地図 ※ストリートビュー )まで、延長約11kmの日本海海岸をいう。この間に笹川など6集落がある。(北から脇川、今川、板貝、笹川、桑川、浜新保)

第三世紀の隆起花崗岩が日本海の荒波で侵食され、独特の奇岩景観が連続し、緑の松をのせた乱礁と白砂の砂浜が交互に展開して、紺碧の海と相まって見事な勝景を形作っている。特に桑川駅の北約2kmの笹川付近は、眼鏡岩をはじめ大島・恵比寿岩・雌獅子・雄獅子などが散在して見ごたえがあり、沖合いにはるか粟島を望む眺望にもめぐまれる。
昭和2年(1927)、国の名勝天然記念物に指定された。瀬波・笹川流れ・粟島県立自然公園の一部となっている。

江戸時代の末期、ここを訪れた頼三樹三郎(1825-58)は、「海府遊記」に"松島はその美観は有すれどもこの奇抜なし、男鹿(秋田県男鹿半島)はこの奇抜を有すれどもこの美観なし"などと書き残している。

源義経は奥州おちの際、馬下で馬を降りて小舟で鼠ケ関へ渡ったという。このため笹川流れの名勝、奇岩の多くには義経にちなんだ名前が付けられている。桑川漁港から出る遊覧船に乗ると、最初に案内されるのは"君戻岩"である。「弁慶の天晴岩」は新潟地震(昭和39年)で海へ転落した。震源に近かった為か、眼鏡岩はは片方がつぶれ、獅子岩も頭が落ちたという。(☛源義経の伝説)
探勝するには、桑川駅前の浜辺から出る「笹川流れ観光汽船」の遊覧船(5月1日から10月31日就航)が便利。所要40分。桑川漁港から120人乗りと80人乗り2隻が、波が静かで客の人数をみて運航している。年間約5万人が利用している。
ほかにも海岸沿いを国道345号とJR羽越本線が並行して走っており、車窓からもその美観が楽しめる。JR羽越本線の駅は桑川と今川。国道345号は桑川に道の駅「笹川流れ夕日会館」がある。

夏のシーズンには海岸べりの各集落に民宿が開設され、キャンプ場・海水浴場も開かれて、レジャー客で賑わう。磯釣りの名所としても知られている。各集落に流れ出る小河川には、陸封型の、貴重な天然ヤマメがいる。
小山のような岩が並ぶ狐崎の近くに、海水から塩を作る「笹川流れ塩工房」がある。
粒径1~2ミリの砂粒が堆積した浜は、きれいなベージュ色だ。海水浴のできる砂浜も点在する。

JR勝木駅の近くに、廃校になった中学校を改装した市の施設「交流の館『八幡』」がある。食や工芸など各種の体験イベントを実施。宿泊用の客室や浴場も備えており、海や渓流の釣り客、合宿の大学生らがよく利用している。

夏の6月頃から、岸壁にしがみつくように、イワユリが咲き乱れる。海にせり出した鳥越山では、急斜面の岩肌に咲くオレンジ色のイワユリがみごとである。(案内図)


イワユリ
(スカシユリ)はユリ科ユリ属に属する植物の一種、海岸の砂礫地や崖などに生える多年草で大きさは20cm - 60cmとなる。直径10cm程度の、赤褐色の斑点を持つ橙色の花をつける。




笹川流れ遊歩道

笹川流れに平行して山手に造られた遊歩道。笹川集落から板貝集落間、最高標高は176.5mで、およそ1時間ほどの散策路である。

⛰沖見平

笹川流れのシンボルともいえる眼鏡岩が眼下に、そのほか獅子岩・君戻岩なども見える所である。その奇岩を、クロマツや、可憐なイワユリの花が美しく盛り上げてくれる。

笹川流れ観光汽船  ※GOOGLE 画像

ドライブや鉄道旅でも乗船したいのが、桑川漁港から運行している観光船。約40分かけて眼鏡岩、恐竜岩などの数々の名所を巡る。待合所には食事処みやげ物店を併設。

















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笹川流れ塩工房 頼三樹三郎の石碑 眼鏡岩 びょうぶ岩 恐竜岩 舞子岩とニタリ岩 君戻し岩 汐吹岩 交流の館『八幡』 道の駅 笹川流れ 笹川流れ観光汽船 鳥越山 狐崎