神道山公園 Shindosan Park 糸魚川市



その昔、大国主命が求婚の為、奴奈川姫のもとに通ったという神話から「神の通った道」として語り継がれている山。山頂までは北陸一を誇る1088段の石段が続き、山頂には、煩悩を打ち消し大願成就・家内安全を願う「平和の鐘」が待っています。展望台からは、能登半島、佐渡島を遠望することができます。
公園内にはパターゴルフ場やテニスコート、バーベキュー広場があり、子どもも大人も楽しめます。
標高402mの神道山(しんどうさん)はカタクリ山とも呼ばれるほど4月中旬には、カタクリの花がいっぱい咲き乱れ、全国有数の群生地として知られています。開花時期は4月上旬から5月上旬。

カタクリは、早春に10 - 15 cm程の花茎を伸ばし、直径4 - 5 cmほどの薄紫から桃色の花を先端に一つ下向きに咲かせる。蕾をもった個体は芽が地上に出てから10日程で開花する。開花時期は4 - 6月で、5 - 6月ごろに結実して、その後葉や茎は枯れて宿根する。片栗粉は、もともとカタクリの鱗茎から抽出したデンプンによって作られていた。(※案内図)






神道山

神道山公園から1088段の石段登となる。一の越、二の越とそれぞれに踊り場があり、七の越まではっきりと108段ずつの区切りがあり、途中東屋のある休憩地やカタクリ、シラネアオイの群生地標識もある。八の越までは112段、九の越へは104段、山頂まではさらに116段を踏みあがる。奴奈川姫と大国主命のロマンスを秘めた山であり、数々の神話が語り継がれている場所といわれ、1088段の石段は人の悩みを消し、古代の神々にあやかりロマンスの実る道として、訪れる人たちに親しまれる。
広い山頂に「平和の鐘」がある。

















カタクリの花のように

カタクリの花のように

  • 作者:寒風辰二
  • 出版社:文芸社
  • 発売日: 2003年03月




神道山公園 神道山 登山口