イボ山のアジサイ Hydrangea on Mount Ibo 柏崎市
「イボ山」とは、正式な地名ではありませんが、この高台には塚が多くあり、北条小島地区の人たちがこの塚を「イボ」と呼んでいたことから「イボ山」と言われているそうです。 その昔は柏崎から小千谷への街道が通り、戊辰戦争の塚の名残もある場所です。 かつて食糧難の時代には小島集落の大事な畑として活躍した「イボ山」ですが、飽食の時代を迎えてすっかり荒れてしまっていたそうです。 そこで、十数年前から小島地域の有志で桜やアジサイを植樹したりベンチを設置したりし始めました。 特に、アジサイは珍しい品種を見つけてきては挿し木をして増やしてきたことで、今では頂上の斜面(約20アール)の畑いっぱいにアジサイ約1400株が植えられています。 また、天候に恵まれれば、日本海に浮かぶ佐渡島や遠くは妙高山や苗場山が見渡せます。 |