長谷寺 Hasedera 佐渡市




@じゃらん
大同2年(807)に空海(弘法大師)によって開基されたと伝わる真言宗の古刹です。周りの景観が大和の長谷寺に似ていたことから長谷寺と名づけられた。正式には『ちょうこくじ』という。
永享6(1434)年、世阿弥が松ヶ崎から峠を越えて長谷寺にいたったことが「金島書」に見える。
天正17(1589)年、上杉景勝の「佐渡侵攻」の際、長谷寺は寺領を没収されるが、慶長4(1599)年 直江兼続により再興・庇護された。
寺の入口脇にある遍照坊は、明和4(1767)年佐渡に起きた百姓一揆の首謀者、智専が住んだ寺である。

花の寺として名高い長谷寺では、例年5月上旬から中旬にかけて現在は約1000株、20を超す種類が咲く。ぼたんが境内を彩り、開花時期にあわせ「ぼたんまつり」がおこなわれる。
ボタンは生まれは中国ですが、日本でも昔から薬用や観賞用として栽培されてきた。品種は非常に多いが、大輪の花を咲かせる様は、花王の名にふさわしい。

☯2018年11月3日、「ウサギ観音」が完成し、除幕式ヶ行われた。立ち上がったウサギを模した石像は高さ約6メートルと巨大。全国ニュースでも紹介される。「ウサギ寺」としても人気が急上昇。寺では、除草剤を使わない代わりに雑草を食べるよう「修行」したウサギが境内の草刈り役を担っている。しかし、その後2021年4月、ウサギの数が140匹まで増え、衛生面を保健所から指摘されるなどして、飼育を断念した。







長谷寺   Googlemap ストリートビュー
















お寺のどうぶつ図鑑

お寺のどうぶつ図鑑

  • 作者:今井 浄圓
  • 出版社:二見書房
  • 発売日: 2020年11月26日頃

花めぐり図鑑

花めぐり図鑑

  • 作者:日本文芸社
  • 出版社:日本文芸社
  • 発売日: 2024年04月22日頃